ありがとうを忘れない 美空ひばり様
ニューヨークにやっと春がと思えるのはきっとこの窓から見える木々が青々しくなるころなのでしょうね。
私がその昔、歌っていた頃に出会ったこのオーラはなんなんだぁ!と思った三大芸能人は北野武殿 美空ひばり様 松山千春様でした。
今日は美空ひばりさんについてお話させて頂きます。昭和50年代後半、場所はフジテレビ(まだその当時は東京女子医大のお隣さんでした)。私の年代ならきっと“夜のヒットスタジオ”という番組は有名すぎるほど有名な番組でしたがご存知でしょうか?その番組でゲストとしてでられるということはかなりの売れ売れか1押し新人。とにかく出演するとなるとレコード会社やプロダクションのスタッフが一人の歌手に何人もゾロゾロついてくるのです。それもそのはず、この番組にでると翌日のレコード(懐かしい響き)売上は10倍にもなるといわれていたのですから、お化け番組でした。もちろん衣装はみんなこの日の為に新しいデザインをと張り切ってくるし…。私はアイドル歌手のバックコーラス兼ダンサーでその場に。なんたってその日のゲストには美空ひばりさんが…。スタジオはかなりのピリピリ状態。タレントさんに大人気の敏腕ディレクターの井上さんも流石にピリピリ、ピアノ線がスタジオ中に張られているのでは?と思うほど。そこへひばりさんが登場!!!音合わせの時から大物歌手美空ひばりさんのオーラを大きく放っておりました。かつてみたことのないオーラに動揺。このとき確か私は18歳。かなりの衝撃でしたね。音声さんや照明さんもかなりの緊張モード。とその時ひばりさんが「よろしくね」とダン池田さん(ダン池田とニューブリードという名のオーケストラ)に一言。歌声は力強くスタジオにあふれ、全員がついつい聞き入ってしまうのでした。カメリハ、ランスルー、そして生本番。本番は22時。本番が始まりひばりさんのコーナーになり、音楽が流れ始めたのです。すると、、、なんと!あのひばりさんが2小節(確か2小節)早く歌い始めてしまったのです。その時私はダン池田さんのほうを見るとダン池田さんはあちこち(各楽器)に指で合図をし、何事もなかったかのように歌は進行していったのです。ひばりさんも顔色ひとつ変えず歌われ、そして、歌い終わってCMに入った瞬間、「ダンちゃんありがと」その一言でスタジオの雰囲気が和んだのは言うまでもありませんね。この3分間のドラマは私が芸能界にいた時に感じた大きな大きな出来事だったわけです。当たり前のことかもしれませんが、自分の間違いを一瞬でカバーしてくれた指揮者にちゃんとお礼のご挨拶をされた偉大なひばりさんの真摯な態度に私は“ありがとう”の大切さを感じました。
“ありがとう”の一言を大切に!
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